【要約】伝え方が9割

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伝え方には技術がある。そして、それは誰でも学べる。この個人発信の時代には、下手な資格取得よりも言葉を操る能力を鍛えたほうが有益である。数々の賞を受賞された筆者の経験に基づく伝え方の技術を教えてくれる本。

 

あなたのお願い NoをYes に変える技術

伝えたい言葉がある。そんな瞬間はいつだろうか。自分の場合で考えてみると、人にお願いする瞬間が圧倒的に多い。同僚に仕事を手伝ってほしいとき、妻にコーヒーを作ってほしいとき、ちょっとしたことから、大きな契約を締結する交渉、恋人にプロポーズするときといった大事まで、様々な瞬間がある。

当然、それらのお願いの本質は相手に中身を問われ、その中身によってYes/Noを判断されるべきなんだけども、伝え方によって結果が変わってしまうことも多々あった。

本書ではNoをYesに変えて、人生を好転させる技術を伝授することを目標としてる。

 

☆具体的なお願い文句の作り方ステップ

  1. 思ったことをそのまま口にしない
  2. 相手の頭の中を考える
  3. 相手のメリットと一致するお願いを作る。

 

■切り口(相手のメリット)

  • 相手の好きなこと
  • 嫌いなこと回避
  • 選択の自由
  • 認められたい欲
  • あなた限定
  • チームワーク化
  • 感謝

 

相手あっての「お願い」なので、自分の思ったことをそのまま口にすると、自分のメリットだけになる。そこでいったん相手の頭の中を考え、相手のメリットと一致する「お願い」を作れれば、相手も「お願い」を受け入れてもいいかも、という気持ちになる。言われてみれば、なるほど、納得である。

強い言葉を作る技術

強い言葉とは、心を動かすエネルギー。世の中は言葉であふれている。その中で心に沁みた言葉はいくつかあった。最近だと、ラクビーWcupの主題歌「兵、走る」の一節で「ゴールはここじゃない、まだ終わりじゃない」という言葉。40歳という年齢を重ねた自分もまだまだ走れると思わせてくれるような強い言葉だと思う。

そんな言葉を作る仕掛けがあると本書は言う。以下にその手法をまとめる。

 

■サプライズ法

驚嘆を表す言葉を伝えたい言葉の前後につける。

例「びっくり、~だ!」

「そうだ、京都に行こう」

 

■赤裸々法

  • もっと伝えたい言葉を決める。
  • 自分の体の反応を赤裸々に言葉にする。
  • 赤裸々ワードを伝えたい言葉の前に入れる。

 

■リピート法

もっとも伝えたい言葉を決める → 繰り返す

 

■クライマックス法

いきなり「伝えたい話」をしない。クライマックスワードから始める

クライマックスワードの例

「ここだけの話ですが」、「他では話さないのですが」、「これだけは覚えておいてほしいのですが」

まとめ

本書は、「相手のNoをYesに変える技術」、「強い言葉をつくる技術」で構成されており、どちらも人に行動を促す、人にエネルギーを与えるといった人に向けた言葉を作るための本である。

本書は非常にわかりやすく、読みやすいです。「さすが、言葉のプロが書いた本」と感心する。また内容を2本に絞っていることも好感が持てる。人間が処理できる情報量はおおよそ決まっている。伝えたいことを絞ることで、メッセージが非常に明確である。

 

僕の過去の失敗は大きく2つに分けられる。

  • 物事をたくさん伝えようとし、たくさんの言葉が並べた。
  • 物事を正確に伝えようとし、難しい言葉や表現を選んだ。

これでは人には伝わらない。エネルギーを与えらない。情報量や正確さを求めたのは、誤解されたら困るという僕の不安から聞いたのではないかとも思う。

 

今後は、僕の言葉を聞いてくれる人のために、勇気づける強い言葉を作っていきたい。

 

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